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オリンピックマーチ作曲者はNHK朝ドラのエール古関裕而?讃歌は?

2020年東京オリンピックマーチ

2020年、日本で2回目の夏季オリンピックが開催されますね。
一般的に東京オリンピックや東京五輪といわれますが、実は前回の1964年東京オリンピック大会の入場行進曲「オリンピック・マーチ」はNHKの朝ドラ「エール」のモデルになった古関裕而さんが作曲いたしました。そして、あまり語られていない「オリンピック讃歌」についても詳しくお伝えしていきます。

 

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古関裕而によって蘇ったオリンピック讃歌

現在オリンピックの開会式や閉会式で使用される曲「オリンピック讃歌」は1896年に開催された第一回アテネオリンピックの時に作られ、開会式で披露されました。しかし、その後に楽譜が行方不明となり、長年忘れられた曲だったんですね。

1958年、アジアで初めての開催となる国際オリンピック委員会総会が東京で開かれるのを前に、楽譜がギリシャで見つかり、これを約60年ぶりに再現させようとする動きになったわけです。この時期、東京はオリンピック立候補地の一つで正式に決まっていませんでしたのでなんとしてでもアピールして良い結果が欲しかったのでしょう。

ピアノ用に編曲された楽譜を短期間でオーケストラ用に編曲をし、演奏を可能にできる人物を探します。日本オリンピック委員会はNHKを通じて、数々の実績を残してきた古関裕而さんに依頼。同年5月、総会の開会式でNHK交響楽団の演奏により古関版オリンピック賛歌を披露。国際オリンピック委員会は日本の善意と曲の素晴らしさに感激し、以後この古関版を公式に讃歌と認定しました。

そして1年後の1959年5月欧米の3都市を大差で破り、アジアで初めての第18回オリンピック競技大会の地が東京に決定されたのでした。

マルタス
マルタス
日本の国技、柔道が初めて採用されたんだよ

全身全霊をかけて作ったオリンピック・マーチ

第18回オリンピック競技大会の地が東京に決まり、選手団入場用の行進曲を日本オリンピック委員会からNHKを通じて古関裕而さんに依頼。復興と平和への強い想いを描きながら全身全霊を込め、今までの集大成として作られたのが「オリンピック・マーチ」でした。

選手の入場と共に鳴り響くマーチは世界の人々の心を躍動させ、これから始まるオリンピックというスポーツ祭典の始まりを見事に盛り上げたのです。

男性口コミ
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2020年にこれが流れることを切に願います
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古関裕而先生、神です!

「オリンピック・マーチ」は東京オリンピックの開催に合わせて1964年10月に日本コロムビアからレコードが発売されました。
ジャケット裏の古関裕而さんのコメントを一部引用いたします。

30数年間の作曲生活中最も記念すべき作品の一つとして、全世界に流れるこの曲の完成に力を注ぎました。快適なテンポ。若さ溢れる旋律。そして東京大会をシンポライズする意味で日本的な旋律をと思いましたが、純日本的な旋律はともすれば、雅楽調となり民謡調になり易く行進曲としては適当でないので、それらを離れて私の楽想の湧くままに書き上げました。しかし最後の部分に国歌「君が代」の一節をとり入れて日本を表しました。

 

オリンピック関連のレコードとSP盤

古関裕而 オリンピックマーチ

1964年(昭和39年)
オリンピック東京大会組織委員会
日本放送協会制作
オリンピックマーチ
作曲・編曲:古関裕而
指揮:斎藤徳三郎
陸上自衛隊中央音楽隊
コロムビア SAS 372

古関裕而 オリンピック SP盤
1950年頃(昭和25年)
行進曲 オリンピック目指して
作曲:古関裕而
コロムビア AK 31

山田耕筰 オリンピック
恩師の山田耕筰さんが作った
オリンピック行進曲

1936年(昭和11年)
輝く朝日
作曲・編曲:山田 耕筰
コロムビア 28843

最後に

スポーツ・ラジオドラマ・歌謡曲・校歌・社歌・応援歌等の作曲で、多岐にわたり功績を残されてきた大作曲家の古関裕而さん。56年という長い時を経て2020年東京オリンピックで「オリンピック・マーチ」は流れるでしょうか?

流れるように皆さんからもエールを送りましょう!